トップページ » 総合新着情報 » トピックス » 2016年10月1日(土)に和歌山市内で、えん罪 「湖東記念病院人工呼吸器事件」 の学習会が開かれ、当法律事務所の本多朱里弁護士と織部利幸事務局長が参加しました。この学習会の主催は、日本国民救援会和歌山県本部。

2016年10月1日(土)に和歌山市内で、えん罪 「湖東記念病院人工呼吸器事件」 の学習会が開かれ、当法律事務所の本多朱里弁護士と織部利幸事務局長が参加しました。この学習会の主催は、日本国民救援会和歌山県本部。

    えん罪「湖東記念病院人工呼吸器事件」

    和歌山市内で学習会が開催されました!

   本多朱里弁護士と織部利幸事務局長が参加!

 

(講師として、滋賀から支援者が来和)

 

 この事件は、滋賀県の湖東記念病院で起きた事件です。

 同病院で看護助手として勤務していた西山美香さん(事件当時23歳)が、2004年7月に殺人罪で逮捕され、大津地裁で懲役12年の判決を受け、控訴、上告しましたが、2007年5月に刑が確定し、現在、西山さんは和歌山刑務所に収監されています。

 西山さんは、入院患者の一人が心肺停止状態に陥ったときの第1発見者であり、警察の執拗な取り調べを受け、およそ1年後に「自分が意図的に人工呼吸器のチューブを抜いた」と供述したため、逮捕されたのです。

 しかし、西山さんは、公判が始まってから、「チューブを抜いていない」と一貫して否認しています。

 有罪確定後、西山さんは、2010年9月に第1次再審請求をおこないましたが棄却され、2012年9月に第2次再審請求をおこない、大津地裁で却下され、現在大阪高裁で抗告審を闘っています。

 

 

2016-10-06 17:49:18 | RSS