由良登信弁護士が、「産廃問題」報告市民集会で講演
2014年12月12日(金)の夜、大阪府阪南市尾崎町の地域交流館(旧尾崎小学校)で「産廃問題」報告市民集会が開催されました。
この集会の趣旨は、「滝畑・上黒谷地区に計画されている産業廃棄物の最終処分場。滝畑住民にとって飲料水として活用されている水源地にあたり、阪南市民にとっても山中川から男里川へと注ぐ水系の源です。予定地は、活断層である根来断層の直近に位置し、計画では、10haもの森林を伐採して産業廃棄物(安定5品目)を22年間にわたって埋め立て続けるというものです。ひとたび水質の汚染があれば、流域の住民の生活も、営業も深刻な被害をこうむることになります。特に地下水の汚染は30年、50年という時を経て、その汚染が露呈します。
直近の滝畑地区住民の問題だけではなく、阪南市の住民に深刻な被害が及ぶことが想定されています。
この計画の全容とこれまでの経過について、滝畑自治会の栗本会長から報告をしていただき、今後、どうすればこの計画を撤回に追い込むことができるのか、法的な観点から由良弁護士に講演を頂きます」(参加を呼びかけるチラシより抜粋)というものでした。
当法律事務所の由良登信弁護士が、「産廃問題と法律 ~ 産廃処分場の設置をさせなために ~ 」と題して講演をおこないました。