「生活保護基準引き下げ反対」学習会 の ご案内
「 田村憲久厚生労働相は、1月16日に2013年度からの生活保護の支給水準について『全体として引き下げる』と明言しました。減額に慎重だった公明党も容認する意向を表明。
1月24日には、2013年度予算編成で生活費にあたる『生活扶助費』を3年かけて現行の水準より850億円(国負担部分の約8.5%)減らす方針を固めたとの報道がなされています。
この基準額引き下げの大半は、5年前の基準額見直し以降の物価下落を反映した引き下げだとし、引き下げ開始時期については参院選挙後の8、9月を軸に調整が続いています。
削減額850億円の内訳は、① 支給基準額の引き下げで約670億円、② 年末に支給される期末一時扶助(1人約1万4千円)の削減で約70億円、③ 受給者が働いて得た収入から仕事に関する経費を差し引く特別控除の廃止で約110億円です。支給額の減り幅は世帯によって異なりますが、子どものいる世帯や都市部で大きく減る見通しで、最大10%の減額になります。
憲法25条が保障する『健康で文化的な最低限度の生活』の基準である生活保護基準が引き下げられたら、最低賃金はじめ私たちの暮らしを支えている多くの制度を悪化させます。
今回、こういった情勢の下、県社保協では『なんでも相談村』の協力を得て、緊急の学習会を開催します。
ぜひご参加ください。」(参加を呼びかける案内文より抜粋)
講師は、当法律事務所の 由良登信 弁護士が務めます。ぜひ、皆様、ご参加ください。
◇ と き : 2月13日(水)
午後6時30分 ~ 8時30分
◇ ところ : 和歌山ビッグ愛 2F 201号室
(和歌山ビッグホエール南隣、和歌山市手平2-1-2)
◇ テーマ : 「生活保護基準引き下げの動きと対抗運動
を考える」(仮題)
◇ 講 師 : 由良登信 弁護士
(生きるための「なんでも相談村」実行委員長)
◇ 参加費 : 無料