2011年10月6日(木)と7日(金)に香川県高松市で、日本弁護士連合会(日弁連)の第54回人権擁護大会が開催されました。
10月6日(木)はシンポジウムがおこなわれ、第1分科会は「私たちは『犯罪』とどう向きあうべきか? - 裁判員裁判を経験して死刑のない社会を構想する - 」、第2分科会は「『希望社会』の実現 - 豊さへの社会保障をデザインする - 」、第3分科会は「患者の権利法の制定を求めて - いのちと人間の尊厳を守る医療のために - 」をテーマにして活発な論議がおこなわれました。
山﨑和友弁護士は第1分科会、由良登信弁護士は第2分科会に参加しました。
10月7日(金)の人権擁護大会では、事業活動報告や東日本大震災に関わる特別報告がおこなわれました。
また、次の宣言案・決議案が採択されました。
「罪を犯した人の社会復帰のための施策の確立を求め、死刑廃止についての全社会的議論を呼びかける宣言」
「希望社会の実現のため、社会保障のグランドデザイン策定を求める決議」
「患者の権利に関する法律の制定を求める決議」
「障害者自立支援法を確実に廃止し、障がいのある当事者の意見を最大限尊重し、その権利を保障する総合的な福祉法の制定を求める決議」