御坊市で映画 『約束』 の上映会が開催される!!
~ 約250人が鑑賞、事件支援の輪が広がる ~
2013年8月24日(土)に御坊市民文化会館小ホール(和歌山県御坊市)で、名張毒ぶどう酒事件を題材にした映画 『約束』 の上映会がおこなわれました。
当日は、約250人が鑑賞し、上映時間2時間の間、席を立つ人もほとんどなく映画に見入るような状態で、終了してからもしばらくはシーンと静まりかえる光景。事件の真実に迫ろうとする映画構成と、仲代達矢さん、樹木希林さんら名優の演技が圧倒的な迫力で観客に迫りました。
御坊市での上映会は和歌山市に続いての開催で、今後、海南市でも上映される予定です。
御坊市での主催は、日本国民救援会日高支部。日本国民救援会和歌山県本部の事務局長を当法律事務所の織部事務局長が務めています。
名張毒ぶどう酒事件とは・・・昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡しました。当時、奥西勝さんは一度は「自白」しますが、逮捕後、一貫して「警察に自白を強要された」と主張。一審は無罪でしたが、二審で死刑判決。昭和47年、最高裁で死刑が確定しました。戦後唯一、無罪からの逆転死刑判決です。その後、奥西さんは再審を請求。現在、最高裁で審理がおこなわれています。