トップページ » 総合新着情報 » 行事案内 » 2013年5月29日(水) に和歌山市内の和歌山市勤労者総合センターで、えん罪・名張毒ぶどう酒事件の映画 『 約束 』 の上映会が催されます。主催は、日本国民救援会和歌山県本部と名張毒ぶどう酒事件 奥西さんを守る和歌山の会。

2013年5月29日(水) に和歌山市内の和歌山市勤労者総合センターで、えん罪・名張毒ぶどう酒事件の映画 『 約束 』 の上映会が催されます。主催は、日本国民救援会和歌山県本部と名張毒ぶどう酒事件 奥西さんを守る和歌山の会。

名張毒ぶどう酒事件  死刑囚の生涯

映画 『 約束 』

5月29日(水)に緊急上映会

ぜひ、ご覧下さい!!

「 半世紀近くも拘置所に閉じ込められている奥西勝さん。無実を訴え続け、もう87歳に。

 名張毒ぶどう酒事件は、検証を重ねれば重ねるほど、冤罪であることがわかります。私たちは、再審を求め続けていますが、いまだ認められていません。

 そんな中、仲代達也さんや樹木希林さんたちが、俳優生命をかけた映画「約束」が完成しました。

 5月7日、奇しくもこの映画上映をいつやるか、その相談のための県本部常任会議の日に「奥西勝さんの健康悪化、一時危篤状態に」の一報が飛び込んできたのでした。

 今は小康状態とのことですが、いずれにせよ残された時間は多くはありません。今私たちにできることを話し合いました。そして、出来ることを出来るだけ早くやろう、という結論を持ちました。

 夏から秋にかけての上映を考えていましたが、5月に緊急上映をすることにしました。

 みなさんお忙しいでしょうが、ぜひこの「約束」をご鑑賞いただき、あなたに出来るご支援をお願いします。」

 (参加を呼びかけるチラシより抜粋)

 

= 名張毒ぶどう酒事件とは (支援を訴えるチラシより抜粋) =

 半世紀を超える歳月 「私は人を殺していない」と訴える死刑囚が、拘置所からあなたの助けを求めています。無実の死刑囚・奥西勝さんがその人です。奥西さんは、いま、病態が悪化して、名古屋拘置所から八王子の医療刑務所に移され、病気とたたかいながら再審開始・再審無罪をまっています。

 事件は、1961(昭和36)年、三重県名張市の小さな村の公民館での懇親会の席上、ぶどう酒に農薬「ニッカリンT」を入れて5人の女性を殺害したとして、奥西さんを逮捕、「自白」を強要したものです。

 死刑判決の根拠とされた農薬が「ニッカリンT」でないことが判明し、再審請求が認められましたが、名古屋高裁は二度にわたって再審開始を取り消し、現在に至っています。科学的証拠を前に、審理をさける態度は許されません。ただちに再審を開始すべきです。

 

= 映画 『 約束 』 の全国上映が始まる (支援を訴えるチラシより抜粋) =

 今年2月から、名張毒ぶどう酒事件を題材にした東海テレビ製作のドキュメンタリードラマ「約束~名張毒ぶどう酒事件・死刑囚の生涯~」が全国で上映されています。

 主演の仲代達也さん(奥西勝さん役)は東京の舞台あいさつで「この事件は冤罪だと信じて出演しています。もし、奥西さんが亡くなるまでに再審が開始決されなければ、司法は殺人者になる」と力強く述べています。

 樹木希林さん(母タツノさん役)は、「映画を見て、奥西さんが、村から排除され、国や司法から横を向かれ、こんな思いをして人生を送ってるということを知って、役に立たせていただければ」と出演の思いを語っています。

 

【 上映会の日程等 】

日時 : 2013年 5月 29日(水)  下記の4回上映 

      ① 午前10時~ ② 午後1時~ ③ 午後4時~ ④ 午後6時30分~

       ※ 映画は約120分の作品です。各上映20分前に開場いたします。

会場 : 和歌山市勤労者総合センター ・ 6階文化ホール

       ( 和歌山市役所西隣 ℡ 073-433-1800 )

入場料 : 500円

主催 : 日本国民救援会和歌山県本部

     名張毒ぶどう酒事件 奥西さんを守る和歌山の会

      (お問い合わせ : 073-425-9411)

         

 

2013-05-20 15:23:23 | RSS