2012年1月18日(水)に華月殿(和歌山県和歌山市)で、日本国民救援会和歌山県本部の 「新春のつどい」 が開催されました。
日本国民救援会は、国内でもっとも長い歴史をもつ人権団体で、1928年に創立され、83年間、人権と民主主義を守るために運動を進めてきました。戦前は治安維持法で弾圧された人や家族を救援し、戦後も、権力や企業によって人権を侵害され、人間の尊厳をかけてたたかう人々を支援してきました。いま、えん罪事件や言論・表現の自由を侵害されている事件、不当解雇や過労死、職業病など、全国各地で100件を超える事件を支援しています。
「 あなたにとって一番のねがいは何ですか? 安定した仕事? 商売繁盛? 結婚? 家族の健康? 老後の安心? それとも・・・平凡でも幸せな人生? つきつめてみると案外、とってもささやかなことかも知れませんね。
ところが現実には、そんな当たりまえのねがいすら、奪われることがあります。『 ある日突然、身に覚えのない罪で逮捕! 証拠もないのに犯人とされ、刑務所へ! 』 『 未払いの残業代を請求したらクビ! 』 。 また、正しいことをしたのに不当な仕打ちを受けることもあります。 『 戦争に反対するビラを配ったら逮捕! 』 『 会社の不正を指摘したら給料カット! 』 国や企業のような権力に一人で立ち向かうことはできません。国民が自らの人権を守るためには団結が必要です。
仕事が違う、年齢が違う、出身や思想や社会的立場が違っても、自由と平和、人びとの幸せをねがう気持ちは誰もが同じです。一人ひとりの人生を大切にしたい。悔いのない人生を生きたい。そうねがう人びとの集まりが、国民救援会です。 」 ( 日本国民救援会を紹介するチラシより )
この 「新春のつどい」 に、丸山哲弁護士と織部利幸事務局長が参加しました。