２０１３年６月２日（日）に海南市内の一灯舎で、「堂本幸宏さんを励ますチャリティーコンサート」 が開催され、当法律事務所の丸山哲弁護士が講演をおこないました。

堂本幸宏さんを励ますチャリティーコンサート

丸山哲弁護士が講演！！

　６月２日（日）に海南市内の一灯舎で、「堂本幸宏さんを励ますチャリティーコンサート」が開催されました。主催は同実行委員会。当法律事務所も実行委員会に加わり、当日は弁護士、事務局が参加しました。

　海南市内の会社でトラック運転所として働いている堂本さん。組合を結成し、職場の労働条件・労働環境改善のために力を尽くしていたところ、会社は見せしめ的な差別待遇などをおこないました。現在、堂本さんは、「未払割増賃金等の支払い」や「違法な配転命令・出勤停止処分の無効」などを訴えて裁判で闘っています。

　チャリティーコンサートのオープニングでは、裁判を決意する堂本さんの姿を描いた「詩」が朗読され、この日のために創作された『風になって』が披露されました。

　堂本さんを励ます会の土谷茂治会長の挨拶の後、弁護団の一員で当法律事務所の丸山哲弁護士が「堂本裁判の意議」と題して講演。　

　丸山哲弁護士は、　「堂本さんが声をあげたことによって、会社は不十分ながらも労働環境を改善してきている」　「３３００筆の署名や多くの人の裁判傍聴が、裁判所に公正な判決を迫る大きな力になり、堂本さんの闘いを支えている」　「この裁判を勝利し、労働者の権利を勝ちとるため、弁護団も全力を尽くしたい」と話しました。　

（講演をする丸山弁護士の写真）

　続いて、和歌山、関西を中心に演奏活動を続けている宝子さんのコンサート。その美しい歌声は、参加者の心をふるわせました。　

　訴えに立った堂本さんは、支援者への感謝の言葉を述べ、「裁判を通し、仲間を守り、会社にも成長してもらいたい」と力強く語りました。　

　最後は、うたごえオールスターズの伴奏で、会場全体で創作曲『風になって』を歌い、こころひとつに頑張る決意を固め合いました。