映画 『約束 - 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯 -』
和歌山県御坊市で上映会
皆様、ぜひ、ご鑑賞ください !!
何度裏切られても、彼は信じ続ける。裁判所が事実と良心に従って、無実を認めてくれると。
獄中から無実を訴え続けている死刑囚がいます。奥西勝、87歳。昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡しました。「名張毒ぶどう酒事件」です。奥西は一度は犯行を自白しますが、逮捕後、一貫して「警察に自白を強要された」と主張、一審は無罪。しかし、二審で死刑判決。昭和47年、最高裁で死刑が確定しました。戦後唯一、無罪からの逆転死刑判決です。
事件から52年・・・際限なく繰り返される再審請求と棄却。その間、奥西は二桁を超える囚人が死刑台に行くのを見送りました。いつ自分に訪れるか分からない処刑に怯えながら。あなたは、その恐怖を、その孤独を、その人生を、想像することができますか?
これは、冤罪ではないか。司法は、獄中死を望んでいるのか?
事件発生当初から蓄積した圧倒的な記録と証言を再検証し、本作を作り上げたのは、『平成ジレンマ』 『死刑弁護人』 の齊藤潤一(監督)と阿武野勝彦(プロデューサー)。これは、東海テレビ放送の名物ドキュメンタリー「司法シリーズ」を手掛ける二人が、カメラが入ることが許されない独房の死刑囚を描き出す野心作である。
そして、奥西勝を演じるのは日本映画界の至宝、仲代達矢。息子の無実を信じ続ける母・タツノ役に、樹木希林。ナレーションをつとめるのは、寺島しのぶ。
そう、本作は映画とジャーナリズムが日本の司法に根底から突きつける異議申立なのだ。
(以上、映画を紹介するチラシより抜粋)
【 日時 】 2013年 8月24日(土) 3回上映
① 10:00~ ② 14:00~ ③ 18:30~
120分の作品です。上映20分前に開場いたします。
【 会場 】 御坊市民文化会館 小ホール (和歌山県御坊市)
【 入場料 】 500円
【 主催 】 日本国民救援会日高支部
※ 当法律事務所の織部利幸事務局長が、日本国民救援会和歌山県本部の事務局長を務めています。